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配当利回り加重平均 - リスクを減らしつつリターンも狙う手法 -

今回は 日本個別株 の投資手法について考えます。 まずは 「解決すべき課題は何か」 から考えていきます。 結論からお伝えすると、私にとって最優先事項は リスクを減らすこと です。 ここでいうリスクは値動きの大きさという意味ではなく一般的な意味でのリスクです。 最初の投稿でもお伝えしましたが( https://tmy-stock.blogspot.com/2025/07/blog-post_8.html )、 そもそもの投資の目的の1つは安心して老後を過ごすことですので、 大きなリスクを取っている状態は目的に反してしまいます。 リスクを減らすために次の5点を実践しています。 ・長期で保有したい銘柄にのみ投資する ・銘柄を適度に分散させる ・総資産の35~40%になるようにリバランスする ・"配当利回り加重平均"で運用する ・売られ過ぎのときに少し買い増す 1点目について。 エントリー後に株価が下がる場合、想定が外れたということで損切りする考え方もありますが、 長期で保有したい銘柄への投資であればむしろ 安く買えるチャンス と考えることができます。 短期的なテーマ株は大きな利益を出せることもありますが、機会損失は実現損ではありませんのでほとんど触っていません。 なお、 長期で保有したいと思っていた理由がなくなれば売る ことになるので、タイミングによっては損切りをすることになります。 2点目について。 銘柄やセクターを分散することでリスクも分散できますが、 銘柄を増やすほど運用は複雑で大変になります。 また分散することを意識し過ぎてそれほど期待していない銘柄に投資するのは本末転倒です。 私の場合はおよそ20銘柄であれば運用の手間も許容範囲内であり、 かつ投資したい企業を概ねカバーできます。 3点目について。 以前の投稿でお伝えしたように( https://tmy-stock.blogspot.com/2025/07/blog-post.html )、 日本個別株は総資産の35~40%になるようにリバランスしています。 リバランスは 4点目の "配当利回り加重平均" を意識して行っています。 これは私の造語ですが、 要するに 配当利回りが高いものほど多く保有する ということです。 具体的には以下のように行っています。 ・日本個別株が総...

NISAとiDeCoとポイント制度を最大限に活用する投資信託の手法

今回は投資信託の手法を考えます。 まず、iDeCoを利用するかどうかについて。 私にとってiDeCoの唯一のデメリットは 60歳まで引き出せない ことですが、 そのデメリットよりもその他の メリットの方が大きい と考えているので利用しています。 60歳まで引き出せないことによって生じ得る不都合な事象として次の2つがよく挙げられます。 ①急な出費に対応できないかもしれない ②60歳までに亡くなる可能性が高いと余命宣告されてもiDeCo分のお金は使えない可能性が高い ①についてはiDeCoの積立額を調整することである程度対策可能ですし、 そもそもそのような状況になる可能性が高い場合にはiDeCoは向いていないと言えます。 iDeCoはあくまで 余剰資金 を節税の恩恵を受けながら 老後のため に運用するためのもので、 iDeCoの評価額が総資産の大部分を占めるような状態は適切なリスク管理ができていない可能性ます。 ②は単身者であれば悩ましい問題ですが、 配偶者や子どもがいる場合には、 万が一のときに 家族を助けられる遺産になる と考えれば、 抵抗感なくiDeCoに積み立てられる方も多いのではないかと予想します。 次に、iDeCoで何を積み立てるかについて。 以前の投稿でお伝えしたように( https://tmy-stock.blogspot.com/2025/07/blog-post.html )、 総資産の40~45%がオルカンになるようにリバランスしています。 iDeCoでもオルカンを積み立てることで、 NISAや特定口座と合算してリバランスを行うことができます 。 つまり、よく言われる 「iDeCoを受け取るタイミングで市場が暴落していたら損をするかもしれない」 という主張に対しては、 iDeCoの受け取り前後でシームレスにオルカンの運用を続ければ、 投資信託としてほぼ同じ値段で買い直すことになるだけなので気にしなくて良いと言うことができます。 それでは具体的な手法の話に入っていきますが、 以前の投稿でご説明したリバランスの方法( https://tmy-stock.blogspot.com/2025/07/blog-post_24.html ) をまずはそのまま適応すると次のようになります ①オルカンの評価額が総資産の40%未満の時 オルカンの評価額が総資産の40...

インフレ、税金、安心を考慮したアセットアロケーション

今回は アセットアロケーション を考えます。 以前の投稿でお伝えしたように 投資しているのは オルカン と 日本個別株 です。 まず、 現金比率 を決めます。 前回の投稿でお伝えしたように( https://tmy-stock.blogspot.com/2025/07/blog-post_24.html )、 バッファを持たせた比率を考えていきます。 現金比率を考えるのに際して、 やはり インフレ は考慮せざるを得ません。 今後日本では毎年およそ2%ずつインフレになるように金利等が調整される方針なので、 そうなれば 日本円は毎年およそ2%ずつ価値が下がる ことになります。 インフレのみを考えれば現金比率はほぼ0%にすべきですが、 そうすると株式市場の暴落時に全く買い増すことができなくなるのと、 何より生活に支障が出ます。 以上を総合的に考えて、 現金比率は 15〜25% としています。 そうすると、 オルカンと個別株の合計は75〜85%になります。 簡便のためある程度キリの良い数字から選ぶと、 ・オルカン 40〜45%、個別株 35〜40% ・オルカン 45〜50%、個別株 30〜35% ・オルカン 50〜55%、個別株 25〜30% などが候補になりますが、 結論としては ・オルカン  40~45% ・日本個別株 35~40% というオルカンの方が5%だけ高い比率にしています。 比率の差を15%以上にするほど期待リターンが違うのであれば期待リターンが低い方にはそもそも投資しないというスタンスなので、 比率の差が5%の組み合わせを選んでいます。 なお、 個別株よりも投資信託に多く投資する理由は2つあります。 1つ目。 以前の投稿で計算したように ( https://tmy-stock.blogspot.com/2025/07/blog-post_15.html )、 配当込みのリターンが同じだとすると、 個別株の配当金に対する税金よりも投資信託の 信託報酬の方が安い からです。 2つ目。 これも別の投稿でお伝えしたように、 国際分散されている方が 安心 できるからです。 まとめるとアセットアロケーションは次のようになります。 ①オルカン 40~45% ②日本個別株 35~40% ③日本円 15~25% それでは投資信託の手法を考えていきますが、 長くなったの...

一生使えるリバランスの方法

今回は、 リスクをコントロール しつつ、 税金を減らせて 、 資産形成期 から 老後の資産取り崩し まで 一生使えるリバランス の方法に辿り着いたので解説します。 例えば、AとBに投資するケースを考えます。 多くの人が選びやすい方法として、 Aに50% Bに40% 現金比率を10% のようなものがあります。 この方法の良くない点は、 バッファ がないところです。 Aを50%、Bを40%、現金比率を10%にしても、 ほとんどの場合で翌営業日には比率が崩れます。 比率が崩れる度に売買すると、確定利益に対して頻繁に税金を払うことになります。 そのためバッファを持たせた比率にすることで、 リスクを想定範囲内に管理 しつつ、 税金を払う頻度を下げる ことができます。 例えば、 Aに40〜50% Bに30〜40% 投資するとしたら、 現金比率は10〜30%になります。 このケースを例にリバランスの方法をお伝えすると、以下のようになります。 なお、Bについては下記の40%のところが30%になり、50%のところが40%になるだけでそれ以外は同じです。 ①Aの評価額が総資産の40%未満の時 Aの評価額が総資産の40%になるようにAを買う ②Aの評価額が総資産の40〜50%の時 Aを少しずつ買う ③Aの評価額が総資産の50%より多い時 ・Aに含み益がある場合 Aの評価額が総資産の50%になるようにAを売る ・Aに含み損がある場合  a. 現金比率が10%以上であればAの売買は行わない  b. 現金比率が10%以下であればAの評価額が総資産の50%になるようにAを売る 例えば①の状況では、 Aの株価が下落して40%を下回ったケースでも、 所得で現金比率が増えて相対的にAの比率が下がったケースでも、 Bは最大でも40%なので現金比率が20%より高い状態であることは保証されており、 Aに投資する行動は妥当と言えます。 また③の状況では、 ・Aの株価が上昇して50%を上回ったケースでは利確する行動は妥当と言え、 ・(a.)Aの比率自体は50%を超えていても含み損があれば平均取得価格より安いタイミングなので、長期では上昇し続けると思って投資しているのであれば売るよりはホールドが妥当ですし、 ・(b.)現金比率が10%未満でありリスクを取り過ぎているため、損切りしてでも資産を取り崩すのは妥当と言え...

リバランスライフへの誘い

投資信託と個別株など2つのアセットに投資する場合に、 それぞれへの投資金額の決め方を考えていきます。 よく行われる方法に次の①と②があります。 ①AとBへの累積投資金額の比率を一定に保つ < 例 > Aに100万円、Bに50万円を累積で投資していたとして、 追加で30万円投資できるようになったら、 その時点の評価額に関係なくAに20万円、Bに10万円を投資する ②AとBの評価額の比率を一定に保つ < 例 > AとBの評価額を2:1に保つとする。 Aに100万円、Bに50万円を投資して、 Aが170万円、Bが40万円になったとする。 そのタイミングで30万円を追加で投資できるとしたら、 Aを10万円売って、その10万円と追加の30万円を合わせた40万円をBに投資して Aを160万円、Bを80万円にして2:1を保つ ①はオルカンとS&P500にそれぞれ毎月一定金額ずつ積み立てる設定にして ほったらかし というのがよくある具体例で、 ②は リバランス と呼ばれる運用方法です。 ①のメリットは 税金が安くなりやすい ことだと思います。 途中で売却することがないからです。 ②は少し複雑で、 株価がほぼ直線的に上昇して最高値を更新し続けるようなアセットがあればリバランスせずホールドし続ける方がリターンが大きくなりますし、 逆にすべてのアセットがそれぞれの周期でボックス相場を形成するようなケースでは、 リバランスによって相対的に割高のものを売って割安のものを買う行動を繰り返すことができるので、 ②の方が高リターンになる確率が高いと考えられます。 一応ここでは長期で見れば株式市場は上昇していく確率が高いという観点から、 下落相場が永久に続くというケースは想定しません。 それを想定するのであればそもそも株式投資をしません。もしくは空売りをメインにします。 ①と②のどちらにするか。 将来のことはわからないため好みで決めることになりますが、 私は②のリバランスをアレンジした方法で運用しています。 リバランスをベースとしている理由は、 あまり楽観的な性格ではないため、 上昇相場が続くことを想定するよりも、 ボックス相場が続くとしても利益が得やすい手法を取る方が安心感があるからです。 次に、どのようにアレンジしているのか、 要するに 具体的なリバランスの方法 ...

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