リスクをコントロール下に置く信用取引の手法
今回は信用取引の活用方法について説明します。
「信用取引は危険」
というイメージを持っている人は多いと思います。
こういったイメージが広がっている背景として、
リスクを取り過ぎて大損した例が取り沙汰されやすいという点を考慮すべきであり、
信用取引もリスク管理を行えば安全に有効活用可能と考えています。
リスク管理の方向性として、次の3つを考えます。
①金利
②レバレッジ
③売られ過ぎのタイミングでエントリーする
まず、①について。
信用取引では年2.8%の金利を支払う必要があります。
この対策として、
配当金で相殺する方法を取ります。
購入時に配当利回りが3.5%以上であり、
その後減配がなければ、
税引き後でも2.8%以上のインカムゲインが得られるため、
株価が上がらなくても実現損が生じません。
さらに、
エントリー時点ですでに配当利回りが3.5%以上ある銘柄は、
株価が下がれば配当利回りがさらに上がることで高配当として買われやすくなるため、
大きく下げるリスクが低いというメリットもあります。
なお、この手法では株価が上がるまで長期で保有することになるケースもあるため、
エントリーの候補は長期で投資したいと思える銘柄、
すなわち現物で投資している銘柄
(https://tmy-stock.blogspot.com/2025/08/blog-post_9.html)
のみが対象となります。
次に②について。
以前の投稿でお伝えしたように
(https://tmy-stock.blogspot.com/2025/07/blog-post.html)、
日本個別株:35〜40%
オルカン:40〜45%
日本円:15〜25%
という比率を目安にリバランスしています。
余力の最大化のために日本個別株とオルカンのいずれも特定口座の株式はすべて信用担保にしますが、
信用取引での含み損が大きくなってしまうと現金保証金を使わざるを得なくなります。
しかしそうなると上記のリバランスの比率に影響が出てしまいますし、
何より追証にならないように余裕を持つためにも、
信用取引では現金保証金を使わず済むようにロットを調整します。
計算式は省略しますが、
担保に差し入れる株式のおよそ2.6倍が現金保証金を使わないギリギリのラインになります。
当然そこまで建玉してしまうと少しでも株価が下がれば現金保証金を使うことになるため、
余裕を持って
担保株式の1.5倍を超えての新規建玉はしない
というルールを設定しています。
そうすると株価がそこから約15%下落するまで現金保証金を使わずに済む計算になります。
そして③について。
これも別の投稿でお伝えしたことがありますが
(https://tmy-stock.blogspot.com/2025/08/blog-post_4.html)、
「9日RSIが30未満」を売られ過ぎの指標として、
前場と後場にそれぞれ1回ずつ相場を見たときに売られ過ぎであれば買い増しを行います。
売られ過ぎのタイミングでエントリーすることで、
リバウンドを取れる確率が上がり、
エントリー後にさらに下げる確率を減らせます。
そして同RSIが30以上のときに同ロットずつ返済していきます。
ロットは、全担保株式の10%ずつ、
つまり建玉上限の1/15を目安にしています。
そうすることで最大で約14回ナンピンでき、
救済確率を高められます。
以上をまとめると以下の様になります。
現物で投資している個別株のうち、
前場と後場にそれぞれ1回ずつ確認した際に、
配当利回りが3.5%以上で、
かつ9日RSIが30未満のときに、
全担保株式の10%ずつエントリーして、
同RSIが30以上のときに同ロットずつ返済する
以上です。
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