サイドFIRE - 軌跡と実態 -
今回はサイドFIREまでの軌跡やサイドFIRE生活の実態について記載します。
サイドFIREするまでは、東大病院で働いていました。
所属していた科では医師の業務量がとても多く、
夜中の2時に帰宅する時に同世代の他の医師はまだ誰も帰宅していないような日もあるような状況でした。
自分でこういうことを言うのは印象が良くないかもしれませんが、
医師の中でも東大の医師はトップクラスに処理能力が高いと思われるのですが、
それでも当直でもないのに家に帰れない医師もいるような過酷な環境でした。
平日は業務をこなすより業務が溜まる方が速いので、
土日も病院で仕事をし、
10日もいかないうちにその月につけられる残業時間をオーバーして残りの約20日はサービス残業となり、
睡眠不足のため布団に入って目を瞑った瞬間に入眠するような日々でした。
受験戦争を勝ち抜き、
ほとんどの場面でエリートと言われる人生でしたが、
その結果辿り着いたのがボロ雑巾のように酷使される毎日で、
このままレールを直進する人生で良いのか、
流石に自問せざるを得ませんでした。
そして出した結論が、
私にとって医学は睡眠よりも魅力的とは言えない
というものでした。
要するに、
睡眠不足で頭痛や動悸や耳鳴りに耐える毎日は興味深さよりも苦痛が優っていました。
経歴に表れているかと思いますがやると決めたら極めたい性格なので、
アカデミアの世界を登り詰めるレールから降りて、
睡眠や業務量のコントロールを極めることにした結果、
サイドFIREに辿り着きました。
ご参考までに今のスケジュールを記載します。
月曜日
日中は休みにするか自宅で事業 (最長で2時間)
18時から病棟当直 (病棟に呼ばれるのは年1回程度)
火曜日
9時から18時まで病棟日直 (実労働時間は1時間程度)
水曜日
13時から15時まで訪問診療
木曜日
11時から20時まで外来 (実労働時間は1時間程度)
金曜日
休みにするか10時頃から15時頃まで事業
土曜日
休みにするか13時頃から18時頃まで事業
日曜日
休みにするか10時頃から15時頃まで事業
サラリーマンの方には怒られそうですが、
医師としての実労働時間は週に約4時間で、
事業は平均すると週に約10時間です。
そして有り難いことに時給の高さゆえ、
資産がそれほど多くなくても転職と同時にFIREを達成しました。
なお、医師としての保険診療は正確には雇用契約での勤務なので、
定義としてはサイドFIREにもバリスタFIREにも当てはまるのですが、
GoogleのGeminiによると
「サイドFIREの方が概念として包括的でありこの状況はサイドFIREと呼ぶ方が一般的」
とのことでしたので簡潔にサイドFIREと記載しています。
日本最高学府から離れ、
地位と名誉は失いましたが、
年収は当時の3倍以上になり、
睡眠や読書、家族と過ごす時間などを多く取ることができ、
空いている平日の昼に筋トレや外食、遠出も楽しめ、
この生活を選んで後悔はありません。
私一個人の人生に何かしらご参考になるところがありましたら幸いです。
以上です。
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